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福島2号、廃炉計画なお見えず 高い放射線量、作業は複雑

  • 2017年1月31日
  • 10:05
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 東京電力福島第1原発2号機の原子炉直下で、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の可能性がある堆積物が初めて撮影された。原発事故から6年近くたつが、デブリは形状や所在すら全く不明だったため、廃炉作業が一歩前進したと言える。ただ、炉内は放射線量が今も高く、デブリ取り出しは工法や使用機材の検討がこれからで、課題は山積したままだ。

 今後30〜40年かかる廃炉作業の最難関とされるのはデブリの取り出しだ。東電はこれまで、物質を透過する宇宙線を利用した調査や、コンピューター解析で原子炉内の状況を推定するしかなかったが、今回、カメラで格納容器内部の状況を直接観察できたことは、取り出しに向けた今後の研究開発につながる可能性もある。

 ただ、デブリと確認されれば、溶けた燃料が圧力容器を突き抜けたことを意味しており、取り出し作業はより複雑になる。東電と政府は1〜3号機のそれぞれについて、今夏ごろをめどに、大まかな取り出し手順を絞り込むとしているが、計画通りに進むかは見通せない状況になった。


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