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デブリの謎解明への第一歩 福島2号で溶融核燃料撮影か

  • 2017年1月31日
  • 10:08
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▼謎解明への第一歩

 立命館大の開沼博准教授(社会学)の話 事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられる塊が撮影されたことは、デブリの謎の解明に向けた第一歩で、大きな意義がある。一方で、デブリ取り出しに向けた長い道のりのスタートラインにやっと立ったにすぎない。デブリの成分などは未知で、米スリーマイルアイランド原発事故でデブリ取り出しの実績があるとはいえ、福島原発の状態はより過酷と考えられる。安全に取り出す技術がまだ追い付いていないことも留意すべきだ。安全に取り出した後、最終的にどう処分するのか、今から問題意識を持って議論する必要がある。


▼劇的に廃炉進まず

 明治大の勝田忠広准教授(原子力政策)の話 沸騰水型軽水炉(BWR)である福島第1原発2号機は構造上、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)のある場所を予想しやすいため、デブリを撮影できた可能性は高い。細かく取り除く作業は難航しそうで、改めて廃炉作業の難しさを浮き彫りにした。また、デブリはいろいろな場所に堆積しているはずで、劇的に廃炉作業が進むわけではないだろう。将来的にデブリが堆積している場所や量を特定しなければ、具体的な廃炉計画を策定することも難しい。ただ撮影方法は有効だったと言えるので、今後は調査する範囲を広げていくことが必要だ。


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