福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

運転差し止め訴訟、高裁決定「影響大」 高浜仮処分、住民側弁護団長

  • 2017年1月30日
  • 09:02
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止め訴訟について語る住民側弁護団長の井戸弁護士=29日、敦賀市福祉総合センター・あいあいプラザ
関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止め訴訟について語る住民側弁護団長の井戸弁護士=29日、敦賀市福祉総合センター・あいあいプラザ

 関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)の運転差し止め仮処分決定を不服として、関電が大阪高裁に申し立てた抗告審で、滋賀県住民側の弁護団長を務める井戸謙一弁護士(62)=滋賀県=が29日、敦賀市福祉総合センター・あいあいプラザで訴訟の現状を報告した。2月ごろに出るとみられる高裁決定を前に「全国の裁判所の判断の流れをつくる決定になる」とし、今後に大きな影響を与えるとの見方を示した。

 井戸弁護士は、石川県の北陸電力志賀原発2号機について、運転を差し止める判決を言い渡した元裁判官。全国の原発訴訟は現在34件あると紹介し「東京電力福島第1原発事故前の判決・決定は住民側勝訴2件、敗訴36件だったが、事故後は勝訴4件、敗訴6件になり、勝訴の確率が高まった」と説明した。「今後の判決・決定で流れが決まっていく。高裁の決定は下級審も意識するはずで、影響が大きい」と述べた。

 司法に変化をもたらした要因として、▽市民運動▽原発問題専属弁護士の登場▽脱原発弁護団全国連絡会の結成―を挙げた。

 現状報告は、サヨナラ原発福井ネットワーク主催の再稼働反対集会で行われ、約150人が聴いた。

 再稼働していた高浜原発3、4号機を巡っては昨年3月、大津地裁が運転差し止め仮処分決定を出した。関電は異議を申し立てたが、同7月に退けられ、大阪高裁に抗告した。抗告審の審理は同12月26日に終結し、決定は2月ごろになるとみられている。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース