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降雪量の地域差には風向きが影響 今冬2度の寒波、嶺南の雪は北風

  • 2017年1月26日
  • 12:34
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雪が降り積もった小浜市内。北風などの影響でまとまった雪になったとみられる=23日午後
雪が降り積もった小浜市内。北風などの影響でまとまった雪になったとみられる=23日午後

 福井県内を襲った14〜15日と23〜24日の2度の寒波は、ともに北風が吹き、嶺北よりも嶺南地方で降雪が多かった。24日の最深積雪は小浜市38センチに対し、福井市16センチと差がついた。雪雲は山や半島など地形の影響を受けるため、福井地方気象台は「北風なら嶺南、西風なら嶺北でまとまった雪になるパターンが多い」と分析している。

 冬型の気圧配置になると、北西の季節風が吹き、県内では嶺北、嶺南ともに雪となることが多い。しかし北西よりも北寄りの風になると、日本海上からやってきた雪雲は若狭湾周辺の山にぶつかり、小浜などで降雪となりやすい。山地は標高1千メートル以下と低いため、強い寒気の場合、雪雲は山を越えて滋賀に達する。24日の福井県内は主に北風を観測しており、滋賀県内の積雪は米原32センチ、彦根60センチを記録した。

 一方、奥越は北側に福井・石川県境の山があり、北風だと雪雲が入り込みにくい地形となっている。24日の大野の積雪は48センチにとどまり、小浜とそれほど変わらなかった。

 季節風が北西より西寄りになった場合は、海上から流れ込んだ雪雲が嶺北にかかりやすく、風が強いと奥越まで入り込む。東側の福井・岐阜県境の山は標高約2千メートルと高いため、雪雲は山にブロックされる形となり、もともと気温の低い大野、勝山両市などで多く雪が積もる。それに対し嶺南では、雪雲が丹後半島(京都)など陸地を通り弱まってやってくるため、雪が少ない傾向にあるという。

 23〜24日の降雪について、同気象台の内山豊明観測予報管理官は「山陰地方など西日本へ強い寒気が入り、西側の小浜は影響を受けた。それに加え、県内で北寄りの風が続いたため嶺北より降雪が多くなった」と分析。今年の寒波については「2回とも風向きの影響を受けた降雪パターンだった」と話している。


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