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原子力規制「最後は人」と学生に訴え 核物質管理センター理事長

  • 2017年1月26日
  • 10:15
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国際機関による原子力規制について話す下村氏=18日、福井市の福井工大
国際機関による原子力規制について話す下村氏=18日、福井市の福井工大

 国際原子力機関(IAEA)や経済協力開発機構(OECD)の原子力機関(NEA)で原子力安全規制に従事し、現在は公益財団法人核物質管理センターの理事長を務める下村和生氏(65)の講演が18日、福井市の福井工大であった。下村氏は国際的な規制機関のあり方として「資金と人材と権限が必要」とした上で「最後は人。一人一人の能力を上げることが重要」と学生に訴えた。

 同大が本年度、原子力規制委員会から補助を受けた「原子力規制の人材育成事業」の一環。下村氏の講演は、同大の原子力専攻の学生を対象に2回シリーズ(次回は25日)で企画した。

 下村氏はIAEAなど原子力の平和利用に対する国際機関の役割について紹介。国際規制は「それぞれの国の事情を謙虚に受け止め、コミュニケーションを取ることが必要」と述べた。旧ソ連の崩壊など国家体制の変化やチェルノブイリ原発、福島第1原発の事故などが原子力の平和利用や安全基準に大きな影響を与えたとし「過去の教訓を生かし、安全規制を効果的に効率的に実施することが重要」と強調。「技術がたくさん出てきても使うのは人。多様な能力を身に付けるために若い人は経験を積んでほしい」と述べた。


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