福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

後継高速炉開発「急ぐ必要ない」 原子力委員会が見解

  • 2017年1月14日
  • 09:53
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉決定を受け、国の原子力委員会(岡芳明委員長)は13日、後継高速炉の開発は、電力自由化の競争環境下で実用化できるかを見極めつつ、開発・建設コストの低減に努めながら、急がず柔軟な姿勢で取り組むよう政府に求める見解をまとめた。

 岡委員長は同日の臨時会合で「高速炉開発は急ぐ必要はない」と指摘。見解は、商業化には投資に見合う高い経済性が求められるため、ビジネスとしての成立条件や目標を検討して慎重に対応すべきだとしている。

 高速炉は、基礎研究の「実験炉」から発電技術を確立する「原型炉」、経済性を確かめる「実証炉」を経て「商用炉」で実用化される。原型炉もんじゅは1兆円以上を投じながら期待された成果を得られず廃炉が決まり、原子力委はもんじゅの十分な反省なしに開発継続に進む政府方針に一石を投じた形だ。

 また岡委員長は、もんじゅのように原子炉冷却にナトリウムを使う型はコストが高くなることから、冷却に水を使う一般的な原発(軽水炉)の技術を応用した、より安価な高速炉も選択肢として考慮するよう提案した。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース