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福島の魚介類、基準値超ゼロ 放射性セシウム、第1原発事故後初

  • 2017年1月12日
  • 07:44
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 東京電力福島第1原発事故後、福島県が沿岸海域で実施している魚介類の放射性セシウム濃度検査で、2016年に採取した全ての魚介類が国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回ったことが11日、県水産試験場への取材で分かった。暦年で全ての魚介類が基準値を下回ったのは、原発事故後初めて。

 県水産試験場によると、16年の検体数は8502。そのうち、放射性セシウムが不検出(検出限界値未満)だったのは95・0%に当たる8080で、422は検出されたものの基準値以下だった。最後に基準値を超えたのは15年3月で、それ以降基準値超えゼロが続いている。

 検査は、11年4月から実施。福島第1原発から半径20キロ圏内の海で取れた魚介類も含んでいる。基準値を超えた魚介類の割合は、11年39・8%、12年16・5%、13年3・7%、14年0・9%、15年0・05%と年々下がってきていた。

 福島の沿岸海域では、放射性物質を取り込みにくい魚種や海域を絞った試験操業が続いている。水産試験場の担当者は「福島の魚介類の安全をデータで示すことができた。これまで以上に試験操業を拡大していきたい」と話した。


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