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規制委が対策指示へ ふげんの点検書類修正

  • 2016年12月22日
  • 12:20
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 日本原子力研究開発機構の原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)=福井県敦賀市=の点検書類修正問題に関し、原子力規制委員会は21日の定例会合で、過去の資料や修正経緯を調べ、原因分析と対策を取るよう指示を出すことを決めた。点検データ自体の変更は確認されていないものの、田中俊一委員長は「明らかな改ざんだ」と指摘した。

 また、担当課の独断で修正した箇所は現段階で27件に上ることも明らかになった。

 問題は原子力機構が今月2日発表したもので、原子力規制庁の保安検査時に提出した機器の点検記録について、所内ルールに従わずに記載内容を変更していた。記録は11月21〜25日の保安検査時に提出。5月の検査時に出した同じ機器の書類と点検項目数や記載の様式に違いがあり、保安検査官の指摘で発覚した。

 原子力機構によると、機器の管理を担当する環境管理課の職員が、11月の検査前に点検記録の誤記などに気付き、本来なら訂正印や二重線を引く対応をすべきところを、ルールに従わずに書類を作り替えたとしている。

 規制委の会合では、更田豊志委員長代理が「組織の信用、原子力施設を有する機関の信用にかかわることで、社会通念に照らしても明らかに異常な行為」と批判。田中委員長も「廃止措置の進捗(しんちょく)がよく見えない中で、保安検査に対する対応の意識も低下しているのではないか」と述べた。

 指示に対する報告を1月末までに求める。原子力機構は今月12日から、内部監査部門による特別安全監査を実施しており、年内をめどに終える。


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