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もんじゅ廃炉「やむなし」「地域振興を」 敦賀市以外の福井県民の反応

  • 2016年12月20日
  • 08:18
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 「もんじゅ」を廃炉とする政府方針に、地元・敦賀市以外の福井県民からは「やむなし」「賛成できる」といった声が上がった。廃炉後の地域経済への影響を危惧し、政府に対して配慮を求める意見も聞かれた。

 坂井市の自営業奥出清之さん(59)は、1995年のナトリウム漏れ事故など度重なるトラブルに加え、2011年3月の東京電力福島第1原発事故で「原発への不安も高まっているので、廃炉には賛成できる」と話す。ただ「日本として高度な研究に頑張ってきたのだから、残念な部分はある。研究施設を残すことで地域振興に努めてほしい」と政府に要望した。

 「膨大な予算を投じ、この結果はもったいない」と話すのは、福井市の大学生三浦悠真さん(20)。「今後、研究拠点として生かせるかは疑問」としながらも「しっかり地元の声を聞き、廃炉の影響で雇用の場が失われないよう対策を講じてほしい」と訴えた。

 大野市の団体職員山村志保さん(30)は「事故や点検漏れでほとんど動かず、もっと早く廃炉にしてもよかった」と話す。政府の姿勢には「地元ときちんと話し合うのが筋。代替高速炉の開発方針にも違和感がある」と疑問を呈する。

 おおい町の主婦福本千枝子さん(60)は、もんじゅが長年稼働できなかった理由について「国のエネルギー政策に対する信念がなかったからだと思う」とし、「国の仕事がいいかげんで憤りを感じる。もっと、もんじゅを活用すべきだった」と指摘した。

 越前町の和菓子職人向當淳さん(45)は「費用がかかり続けるのであれば、廃炉はやむなし」とする。今後については「経済面では廃炉研究などもあり、人の流れや金の動きが止まることはないのではないか」と推測した。


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