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川内原発2号機が定検入り 九電、「特別点検」も実施 

  • 2016年12月16日
  • 09:01
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 九州電力川内原発2号機(手前)。奥は1号機=8月、鹿児島県薩摩川内市
 九州電力川内原発2号機(手前)。奥は1号機=8月、鹿児島県薩摩川内市

 九州電力は16日未明、川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の発電を停止し、定期検査に入った。脱原発を掲げる鹿児島県の三反園訓知事に約束した「特別点検」も実施し、安全性への疑念払拭を狙う。

 九電によると、15日午後6時すぎから原子炉内に核分裂を抑える制御棒を入れて、出力を低下させる作業を開始。16日午前1時ごろに発電設備と送電網を切り離し、発電を停止した。16日朝には核分裂反応がなくなり、原子炉が完全に止まる。

 定期検査では原子炉本体や核燃料の貯蔵施設の点検など123項目を調べる。そのうち水素爆発を防止する「水素燃焼装置」の点検など16項目は、新規制基準導入に伴い初めて行う。

 定期検査と並行して、熊本地震の影響がないか調べる特別点検も実施。水中カメラを使って、原子炉容器内や使用済み核燃料の保管施設に異常がないか確認する。1号機の特別点検は既に終了しており、九電は早ければ年内にも点検結果を県に報告する。

 鹿児島県では、16日に川内原発の安全性を検証する専門家委員会の関連予算が成立する見通しで、来年3月末までに数回開催される予定。三反園知事は「特別点検の結果を委員に検証してもらう。安全でないという判断が出れば強い対応を取る」と話している。

 1号機の定期検査は10月6日に開始。今月11日に発電を再開し、来年1月に営業運転に移る。


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