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オスプレイ、沖縄の浅瀬で大破 政府、米軍に飛行停止要請

  • 2016年12月14日
  • 10:08
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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイ1機が不時着した事故で、機体は同県名護市安部の海岸に近い浅瀬で胴体と翼が分離し大破した。共同通信社が14日、上空から確認した。稲田朋美防衛相は同日、マルティネス在日米軍司令官に対し、安全が確認されるまでオスプレイの飛行停止を要請。原因究明も求めた。記者団に「沖縄県民や国民がオスプレイの安全性に大きな関心を持っている状況で事故が起きたのは遺憾だ」と述べた。

 マルティネス司令官は稲田氏に「事故が沖縄で起きた重大性は受け止めている。地元の懸念を払拭すべく最大限努力したい」と伝えた。第11管区海上保安本部(那覇)は、海保の捜査を受け入れるよう米軍に口頭で申し入れた。

 普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り政府と沖縄県は激しく対立しており、安全性への懸念が現実となったことで地元が反発を強めるのは必至。米軍がオスプレイ定期整備の拠点とする陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)など、関係する自治体にも波及しそうだ。

 事故は13日午後9時半ごろ発生。搭乗員5人は米軍に救助され、うち2人がけがをした。11管は岸から約80メートル沖で機体を発見した。稲田氏は「コントロールを失った状況ではなく、自発的に着水したと聞いている。墜落ではない」との見方を示した。

 防衛省は飛行経路や飛行目的について「情報は一部入手しているが、米軍の運用に関わる話なので現時点では言えない」としている。

 事故を起こしたのは米海兵隊のMV22オスプレイ。2012〜13年にかけて計24機が普天間に配備された。開発段階から事故が相次ぎ、安全性への懸念は根強い。一方で防衛省は輸送能力の高さを評価。陸自が17機を導入し、19年度から順次佐賀空港(佐賀市)に配備する計画がある。


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