福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

原発溶融燃料、仏で再現実験 1月から、性質分析へ

  • 2016年12月11日
  • 07:15
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 国際廃炉研究開発機構(IRID)は、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出しに向け、重さ数十キロ規模の模擬デブリを作製する実験に着手する。燃料のウランと金属やコンクリートが混ざり合った状態を再現して性質を分析、取り出し手法の検討に生かす。来年1月からフランスで始める予定だ。

 第1原発1〜3号機では、溶けた燃料が原子炉圧力容器を突き抜け、デブリとなって格納容器の底などにたまっているとみられ、東電は冷却のため注水を続けている。デブリの性質や位置は詳しく分かっておらず、取り出しは廃炉作業で最大の難関とされている。

 実験は、IRIDに参加する日本原子力研究開発機構(原子力機構)がフランス原子力・代替エネルギー庁の研究所で実施。約100キロの箱状のコンクリートに、50キロのウランのほか、圧力容器などに使用されているステンレスや、燃料棒の被覆管に使われているジルコニウム合金計24キロを入れ、高周波で約1日かけて加熱。それぞれが溶けて混ざり合った模擬デブリを作る。

 水蒸気爆発などの危険があるため水での冷却はせず、自然に冷えるのを待って約1カ月後から模擬デブリの解体や分析に着手する計画。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース