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理研の一部、敦賀移転を 福井県、もんじゅ代替で要望

  • 2016年12月10日
  • 12:45
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 高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)が廃炉になった場合の地元振興策として、福井県が政府に対し、国立研究開発法人理化学研究所の研究チームや設備を敦賀市に一部移転するよう求めていることが9日、関係者への取材で分かった。電子や陽子を加速させ、高エネルギーの粒子にする加速器の研究などを想定している。


 全国で最も多く原発が立地する福井県は、原子力を中心としたエネルギーの研究拠点を目指す計画を策定。もんじゅを中核に位置付けており、その代替の一つとしたい考えだ。ただ、加速器の移設など物理的に難しく、政府内で慎重に検討している。

 関係者によると、県は理研のチームを移転させ、公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター(敦賀市)との共同研究の強化を図ることを念頭に置いている。若狭エネ研にある加速器は旧式で、設備の更新を求める声も出ている。

 県は昨年8月、安倍政権が進める政府機関の移転に関し、理研の仁科加速器研究センター(埼玉県和光市)の誘致を提案。国はこれに対し、若狭エネ研に農産物の品種改良を手掛ける研究拠点を設置する計画を示すのにとどまっていた。

 また敦賀市が取り組む水素エネルギーの活用事業に関連し、同市と滋賀県をつなぐトンネル建設を要望していることも新たに分かった。福井県は廃炉で打ち切られる関連交付金に代わる交付金の新設も求めている。

 政府は20日にも関係閣僚会議を開いて廃炉を正式決定する見通し。地元振興策を巡り、政府はこのほか福井県内に研究用原子炉を新設することで調整している。


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