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「サヨナラもんじゅ」敦賀で集会 政府方針受け800人気勢

  • 2016年12月4日
  • 08:30
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高速増殖炉もんじゅ(左奥)に向かって、廃炉のシュプレヒコールを上げる全国集会の参加者=3日、福井県敦賀市の白木海岸
高速増殖炉もんじゅ(左奥)に向かって、廃炉のシュプレヒコールを上げる全国集会の参加者=3日、福井県敦賀市の白木海岸

 政府が高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉を前提に抜本的な見直しを進める中、原発反対県民会議、NPO法人原子力資料情報室(東京)など県内外の6団体は3日、「もんじゅを廃炉へ!全国集会」を敦賀市内で開いた。約800人の参加者は、政府方針を事実上の廃炉宣言ととらえ「サヨナラ、もんじゅ」とシュプレヒコールを響かせた。廃炉とともに核燃料サイクル政策を断念するよう国に求めることを決議した。

 全国集会は1995年12月に起きたもんじゅのナトリウム漏れ事故後の翌年から毎年開かれており、今年で21回目。

 もんじゅを望む白木海岸では、横断幕やのぼりを持った参加者たちが集合。敦賀地区平和センターの松永寛治事務局長は「1兆2千億円を投入しながら“夢の原子炉”は夢に終わった。政府や日本原子力研究開発機構の責任は重大。廃炉は見えたが、更地になるまで頑張る」と訴えた。

 参加者は「もんじゅを完全に廃炉にするぞ」「核燃料サイクルを阻止するぞ」と声を張り上げ、もんじゅゲート前までデモ行進。原水爆禁止日本国民会議の藤本泰成事務局長が、使用済み燃料や放射性廃棄物の具体的な処分方法を示すことなどを求めた申し入れ書を原子力機構職員に手渡した。

 この後、同市プラザ萬象で開かれた集会では、もんじゅ訴訟の原告側弁護団の福武公子弁護士、脱原発を訴える民進党の菅直人元首相らが講演。決議文を拍手で採択した。

 来年も全国集会を開くかどうかについて、主催6団体は政府の正式な廃炉決定を見極めた上で協議するとした。

 終了後、県民会議の中嶌哲演代表委員は「感慨無量。亡くなった先輩たちの長い生涯をかけた運動の上に今日がある。ただ、もんじゅの潜在的な危険性は残り、喜んでばかりもいられない。廃炉工程などを考えていく」と記者団に話した。


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