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事故原発に鋼鉄の覆い設置完了 チェルノブイリ、巨費は国際支援

  • 2016年12月1日
  • 08:45
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29日、ウクライナのチェルノブイリ原発の4号機を覆う新しいシェルター(タス=共同)
29日、ウクライナのチェルノブイリ原発の4号機を覆う新しいシェルター(タス=共同)

 【モスクワ共同】ウクライナのチェルノブイリ原発で29日、30年前に事故を起こした4号機を覆う巨大な鋼鉄製シェルターの設置が完了し、同国のポロシェンコ大統領らが参加して式典が開かれた。放射性物質を封印し、飛散を防ぐのが目的。耐用年数は100年で、約15億ユーロ(約1780億円)もの巨費が国際支援により投じられた。

 今後はシェルター内部で4号機を解体し、溶けた核燃料を取り出す最も困難な作業に移るが、さらに膨大な資金が必要になる。ウクライナ経済は危機に陥っており、事故処理の完了は全く見通せない。

 ポロシェンコ氏は式典で、国際社会の支援と放射性物質封じ込めの作業に従事した人々への謝意を示した上で「30年たった今、われわれは4号機からわずか100メートル先にいられる」と演説。日本の角茂樹・駐ウクライナ大使が先進7カ国(G7)議長国として出席し、シェルター設置について「チェルノブイリを安全な状態に変えた大きな成果だ」と評価した。

 4号機は事故後、コンクリート製の「石棺」で覆われたが、老朽化で再汚染の危険が高まり、対策が急務だった。


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