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副知事「もんじゅ活用具体化を」 高速炉開発で国方針に注文

  • 2016年12月1日
  • 07:20
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高速炉開発の方針について藤田穣副知事(左)に報告する文科省の板倉大臣官房審議官=30日、福井県庁
高速炉開発の方針について藤田穣副知事(左)に報告する文科省の板倉大臣官房審議官=30日、福井県庁

 文部科学省の板倉周一郎大臣官房審議官が30日、福井県庁と敦賀市役所を訪れ、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の代替案を議論する「高速炉開発会議」の第3回会合の結果を報告した。藤田穣副知事は「もんじゅがどのように位置付けられて、活用されていくのかを明確にすることが必要だ」と述べ、もんじゅを活用するとした方針の具体化を求めた。

 板倉審議官は、もんじゅを再稼働せずに高速炉を開発する技術について議論し、今後の方針の骨子案を検討したと説明。今後の高速炉開発について▽もんじゅの代わりに海外炉を活用できるかどうかは相手国との交渉次第▽安全性を担保できるか―などの留意点があると強調した。

 その上で「(もんじゅの)再稼働か、代替策で対応するか、現時点で何らかの結論を出したものではない」として、結論を出す年末に向けて地元の意見を十分聞くとした。

 藤田副知事は、もんじゅ活用の具体化を求めるとともに、期限ありきの議論をしないよう注文を付け「もんじゅの取り扱い方針と並行、先行して、もんじゅの運営体制の整備の方向性を明らかにしてほしい」と語った。

 渕上隆信市長は、市役所で板倉審議官と面談。高速炉開発方針の工程表策定を始めるとした骨子案について「骨子を見ても具体的なものが見えない」と疑問を呈し「高速炉開発の具体的な道筋がない中で、もんじゅの取り扱いを明確に決めることができるのか。この方向性で核燃料サイクルの将来を見通していくことは難しい」と批判した。もんじゅの方向性について、政府に明確で責任ある説明を求めた。


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