福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

高浜原発、県専門委が検証 燃料装荷「結論前ない」

  • 2015年9月4日
  • 10:11
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
高浜原発3、4号機の審査状況や安全対策について確認した県原子力安全専門委員会=3日、県庁
高浜原発3、4号機の審査状況や安全対策について確認した県原子力安全専門委員会=3日、県庁

 福井県原子力安全専門委員会は3日、県庁で会合を開き、原子力規制委員会の審査が進む関西電力高浜原発3、4号機について、設備の詳細設計を示す工事計画の審査状況などを確認した。3号機で再稼働前の最終手続きとなる使用前検査が進む中、中川英之委員長は、県専門委で安全性の結論を取りまとめる前に関電が燃料を装荷することは「ないと思う」との認識を示した。

 会合終了後、燃料装荷に関する記者団の質問に対し「事業者が判断すること」と前置きした上での発言。8月17日から始まった3号機の使用前検査について、関電は10月中旬に燃料を装荷し、11月上旬に再稼働する工程を示している。

 会合では、関電が規制委から認可された3号機の工事計画の内容などを説明。4号機の工事計画は、共用設備のうち4号機側に登録した放水口側防潮堤の地盤の液状化対策が8月27日の審査会合で了承され、認可に向けた補正書を準備中とした。液状化対策の工事は10月に完了する見通しも示した。委員からは、過酷事故時の対応について「現場が高線量で入れないことも考えて手順を検討しているのか」などの質問が出た。関電は「状況に応じて臨機応変に判断する」とし、事故で指揮を執る発電所長らのマネジメント研修などを強化していると答えた。

 県専門委は今後、規制委の審査や使用前検査の状況を見て現地確認も行う方針。

 高浜3、4号機をめぐっては、福井地裁が運転差し止めを命じる仮処分決定を出しており、決定が覆らなければ再稼働できず、関電が目指す11月の再稼働は不透明な情勢となっている。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース