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原発事故避難の苦悩を舞台で上演 女優の安田成美さん「演じ切る」

  • 2016年11月25日
  • 10:01
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舞台「挽歌」の稽古に励む安田さん(右)ら=東京都内
舞台「挽歌」の稽古に励む安田さん(右)ら=東京都内

 原発の恩恵を享受した街で生まれ育ち、原発事故によって故郷を追われた人々。その苦悩と前向く姿―。東日本大震災を題材にした舞台「挽歌(ばんか)」(福井新聞社後援)が12月17日、福井県越前市のいまだて芸術館で上演される。俳優の安田成美さん、高橋長英さんらが体当たりの演技をみせる。

 福島第1原発の地元、福島県大熊町から会津若松市に避難した人たちで結成した短歌サークルを率いる女性を安田さんが演じる。反原発を詠んだ辛辣な短歌がサークルに寄せられ、なぞの差出人を探し出そうとするところから物語が動きだす。

 脚本を担った劇団チョコレートケーキ座付き作家の古川健さんは「事故から5年を経た今も、被災地の人々は帰郷の見通しが立たない不安や喪失感、原発への複雑な思いを抱えながら、必死に立ち上がり未来を模索していると思う。そんな姿を描いた」と話す。演出は日澤雄介さんが手掛けた。

 安田さんは「私が演じるのは、短歌を通して現状にしっかりと目を向けている女性。大震災にどのように向かい合い、どう歩き出すのかを演じ切りたい」と作品の見どころとともに意気込みを語る。「日々の暮らしの中にも困難はつきもの。息切れしたり立ち止まったりした時に、この舞台を思い出してもらい、背中を押すことができたら」とも話している。

 午後1時開演。全席指定4000円(当日500円増)。「字幕ガイド」タブレットの無料貸し出しがある。問い合わせは同館=電話0778(42)2700。


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