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川内原発合格で審査迅速化望む声 再稼働向け福井の立地市町首長

  • 2014年9月11日
  • 20:04
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 原子力規制委員会が2014年9月10日、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の合格証にあたる「審査書」を正式決定したことについて、福井県内の原発が立地する市町の首長からは、ほかの原発の「(再稼働に向けた)スピード感ある審査」を求める声が聞かれた。

 川内に次いで審査の2番手につける関西電力高浜3、4号機の地元、高浜町の野瀬豊町長は「規制委ができて以来、時間はかかったが大きな一歩」と歓迎。川内原発の審査について「一つのひな型になった。地元了解というプロセスでも一つの参考になる」との見解を示し、高浜の審査については「効率的な審査をスピード感を持ってやってほしい」と求めた。

 全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)会長を務める河瀬一治敦賀市長は「規制委は地元に審査結果の説明責任を果たすとともに、多くの発電所の審査を加速させ、速やかに安全性を確認してほしい」とコメントした。

 審査書の決定後は、再稼働に向けた地元の同意を得る手続きなどに移る。西川知事は10日に開会した定例県会で「規制委と政府は、再稼働について国民の理解を得るためにも責任を押しつけ合うことなく、国民に対して原子力の安全性と必要性を明確に説明する必要がある」と強調した。河瀬市長も「政府は今後、川内原発の再稼働を進めていくと思うが、地元や国民の理解が得られるよう、最大限の取り組みを行ってもらわねばならない」と求めた。

 一方、県内で審査が進む関電の高浜3、4号機と、大飯3、4号機は審査書案作りの前提となる課題がいまだクリアされず、先行きが見通せない状況にある。高浜は基準地震動の想定が了承されたもの基準津波ではまだ結論が出ていない。大飯は基準地震動の想定が認められておらず、高浜よりも審査が遅れるとみられる。

 関電の森詳介会長は10日、会長を務める関西経済連合会の定例記者会見で「ぜひ川内に続いて高浜原発の審査を進めていただきたいし、そういう期待も大きく持っている」と語った。


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