福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

福井県副知事、廃炉で関電副社長に注文 「原発の方針全体像を」

  • 2014年9月9日
  • 20:01
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0
美浜原発1、2号機について「具体的に廃炉の検討に入っていない」と説明する関西電力の岩根副社長(手前は杉本副知事)=2014年9月8日、福井県庁
美浜原発1、2号機について「具体的に廃炉の検討に入っていない」と説明する関西電力の岩根副社長(手前は杉本副知事)=2014年9月8日、福井県庁

 関西電力の岩根茂樹副社長は2014年9月8日、福井県庁で杉本達治副知事と面談した。廃炉の検討が取りざたされている美浜原発1、2号機について「具体的に検討に入っている事実はない」と述べた岩根副社長に対し、杉本副知事は「(関電は)立地地域との共生や再稼働など(原発の今後の方針の)全体像を示す必要がある」と、強く注文を付けた。

 岩根副社長は「基本的には安全確認した原発は再稼働させていきたいのがわれわれの気持ち」とし、運転期間が長い原発についても極力活用していきたいとの方針を示した。

 ただ美浜1、2号機のように運転開始から40年以上たつ原発の運転期間を延長する場合、審査申請期限が2015年4~7月に迫っている。岩根副社長は「申請前に特別点検をするということもあり、こういった内容を踏まえ、どういう対応をしていくか検討している段階」と、廃炉に含みを残した。

 その上で「県とは原発を通じて過去から現在、将来にいたるまで共存共栄という姿勢はわれわれの原点」と強調。「万が一廃炉になった場合、地域の経済雇用に影響を与えないように、例えば(国の)交付金がどうあるべきかということを含め、われわれも汗をかいていきたい」と述べた。

 杉本副知事は「廃炉は、(県が県外立地を求めている)使用済み核燃料の中間貯蔵施設や地域の安全確保、地域経済への影響など、全体の問題でもあるので、個別でなく一緒に示していただかないと話し合いにならない」と要請。岩根副社長は「ある程度の方針が分かった段階で、全体像を示して、地域との共生をどうしていくか相談させていただきたい」と答えた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース