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原発立地の福井に安全神話ない 美浜3号事故10年で知事指摘

  • 2014年7月24日
  • 19:53
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発生から丸10年を迎える美浜原発3号機死傷事故などについて話す西川一誠知事=2014年7月24日、福井県庁
発生から丸10年を迎える美浜原発3号機死傷事故などについて話す西川一誠知事=2014年7月24日、福井県庁

 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で作業員11人が死傷した蒸気噴出事故から8月9日で丸10年を迎えるのにあたり、西川一誠福井県知事は2014年7月24日の記者会見で「国や関電に現地に軸足を置いた安全管理の確立を強く求めてきた」と振り返った上で、「原発立地の福井に安全神話はないんだという覚悟で、(今後も)原発の安全確保に万全を期すよう具体的な対策を求めていく」と強調した。

 2004年の同事故を受け、関電は西川知事の要請に応じ05年に原子力事業本部を大阪市の本店から美浜町に移した。知事は、原発に携わる県内の関電社員が事故前に比べ約15%増の約2千人(13年度末時点)に拡充された点を挙げ「現地主義は全国の他原発でもモデルとなった」と述べた。

 一方、原子力規制委員会の田中俊一委員長が再稼働の前提となる安全審査について、必ずしも原発の安全性を担保したものではないとの認識を示した点に関し、規制委と政府の姿勢を「不明瞭」と批判した。

 規制委の設置法に「原子力利用における安全確保を図る」という文言があることを指摘し、「規制委は審査で安全が確保されているのであれば『確保されている』と示すことが大事。政府も規制委の使命をはっきり言わないと、国民の信頼は得られない」と話した。

 「卒原発」の継承を訴え初当選した滋賀県の三日月大造知事に対しては「電力消費地として本県の原発から何十年にわたり恩恵を受けていることを理解しているように聞くが、それを前提に行動してもらいたい」とけん制した。


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