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美浜3号40年超え運転延長を認可 高浜1、2号に続き福井で2例目

  • 2016年11月17日
  • 10:37
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審査結果の骨子
審査結果の骨子

 原子力規制委員会は16日、定例会合を開き、運転開始から40年を迎える関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転延長を認可した。40年超えの運転延長は関電高浜1、2号機(福井県高浜町)に続き2例目。東京電力福島第1原発事故を教訓に原発の運転期間は「原則40年」と定められたが、運転延長が定着しつつある。

 会合では規制委メンバーが、2004年に作業員死傷事故の原因となった配管の破断に触れ、「明らかに劣化によるものだった。運転延長では、今の点検箇所だけで大丈夫かも考えながらやっていく必要がある」と指摘した。

 関電は今後、約1650億円を投じ、全長約千キロの電気ケーブルを防火シートで包んだり、重大事故時の拠点となる「緊急時対策所」を設置したりする安全対策工事を行う予定。完了は20年春ごろとしており、再稼働はそれ以降になる見通し。田中俊一委員長は会合後の定例記者会見で「これから相当、大変だろう」と述べた。関電の森中郁雄原子力事業本部長代理は原子力規制庁で取材に「採算は取れると考えており、(費用を)詳細に詰めていく」と話した。

 原子炉等規制法は原発の運転期間を原則40年に制限しているが、規制委が認めれば最長20年延長できる。美浜3号機は、運転開始から40年となる11月末までに延長の認可を受けなければ、廃炉となる可能性があった。

 運転開始からまもなく38年となる日本原子力発電東海第2(茨城県)や、36〜37年の関電大飯1、2号機についても、2社は運転延長を検討している。40年ルールの下では、中国電力島根1号機(松江市)など5原発6基の廃炉が決まっている。

■速やかに再稼働を 関西電力

 関西電力は16日「短期間で審査に精力的に取り組んでいただいた原子力規制委員会をはじめ、審査に関係いただいた皆さまに心よりお礼を申し上げる。安全性の確認された原子力プラントは速やかに再稼働したいと考えており今後、早急に詳細な安全対策工事の内容、スケジュールを検討していく」とコメントした。


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