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原発審査の加速求める声相次ぐ 川内「合格」で福井県内原発立地市町長

  • 2014年7月17日
  • 19:47
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 原子力規制委員会が新規制基準に適合した初の合格証となる九州電力川内原発1、2号機の審査書案を了承したのを受け、福井県内原発が立地する市町の首長からは、規制委に他の原発の審査を加速させるよう求める声が相次いだ。

 川内に次いで審査の2番目につける関西電力高浜3、4号機の地元、高浜町の野瀬豊町長は「川内の審査書案が今後のひな型になり、高浜原発を含め審査に加速度が出てくるのではないか」と期待感を示した。再稼働時期の見通しは「年内は厳しいと思うが、年度内には審査結果が出て再稼働の環境が整っていると感じている」と述べた。

 同じく審査中の大飯3、4号機が立地するおおい町の中塚寛町長は「ようやく新基準適合と認められるプラント第1号が誕生した。規制委は住民の安心安全のため、厳格の中にもスピード感を持って審査を進めてもらいたい」とのコメントを発表した。

 全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)会長を務める河瀬一治敦賀市長は「申請から1年以上経過したにもかかわらず、多くの原発がまだ審査中。審査を加速させ、速やかに安全性を確認してもらいたい」とした。審査結果について地元への丁寧な説明も求めた。

 県の櫻本宏安全環境部長は「審査書案も大事だが(再稼働時に)現場でどう対応するか、今後は徐々にそういうステージになる。規制委は現地での監視体制を強化すべきだ」と述べ、特別な監視体制を敷くようあらためて強調した。

 一方、共産党の佐藤正雄県議は「新基準は規制委員長自らが『これで安全が大丈夫というものではない』と言っている通り、非常に不十分なもの。基準をクリアしても福島のような事故が起こらないとは言えず、新たな安全神話をつくる再稼働はやめるべきだ」と訴えた。


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