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伊方原発で重大事故訓練 地震想定、2万人超が参加

  • 2016年11月12日
  • 12:25
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四国電力伊方原発の事故を想定した避難訓練で、愛媛県伊方町からフェリーで大分県の佐賀関港に到着した住民=11日午前
四国電力伊方原発の事故を想定した避難訓練で、愛媛県伊方町からフェリーで大分県の佐賀関港に到着した住民=11日午前

 愛媛県は11日、四国電力伊方原発(同県伊方町)で大地震による重大事故が起きたと想定し、住民や周辺の山口・大分両県、内閣府などから計約2万3千人が参加する避難訓練を実施した。

 伊方原発は「日本一細長い」とされる佐田岬半島の付け根にあり、事故の際、原発よりも半島の先端側に住む約5千人が孤立する可能性がある。訓練では8月12日の伊方3号機再稼働後初めて、豊後水道を挟んで対岸にある大分県へ渡った。原発周辺では廃炉を求める市民が抗議活動をした。

 愛媛県で震度6強の地震が発生。原発で全電源が喪失、放射性物質が放出されたと想定。

 半島では避難路となる幹線道路が寸断されたとし、三机港(伊方町)では船で愛媛県内の別の港へ。三崎港(同町)からはフェリーなどで大分県へ渡り、放射性物質の付着を調べるスクリーニングを受けた。参加した無職小田敏勝さん(64)は「実際の事故でも船は来てくれるのか。高齢者が速やかに港に来られるかも分からない」と話した。

 大分などへの海路避難は愛媛県が人数を決め、住民約5千人のうち、3%の約150人が参加。愛媛県の中村時広知事は訓練終了後、記者団に「全員は難しい。工夫しながら多くの方に参加していただける機会をつくりたい」と述べた。

 原発では緊急時対策所で四国電力社員約50人が状況把握などをし、3号機の放射線管理区域内で被ばく者やけが人が出たとして救急搬送した。


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