福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

大飯原発差し止め却下に安堵の声 大阪高裁判決受け地元商工会

  • 2014年5月10日
  • 19:26
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機は、地震で深刻な事故が起きる可能性があるとして、近畿の住民らが再稼働させないよう求めた仮処分の決定で、大阪高裁は2014年5月9日、住民側の申し立てを却下した。大阪地裁で却下された住民側が即時抗告していた。

 大飯原発の運転差し止めを求めて福井地裁で係争中の福井県住民ら原告団は、大阪高裁の却下決定に「住民らが主張する危険性に答えていない」とし、21日に言い渡される福井地裁の判決には影響ないとした。

 今回の仮処分申し立ての原告の1人で、福井訴訟の原告団に加わる中嶌哲演さん=小浜市=は「司法としての主体的な判断を放棄したという印象。規制委員会が結論を出していないから、現時点で判断できないというのは臆病な逃げ」と切り捨てた。

 福井訴訟弁護団長の佐藤辰弥弁護士も「抗告審は、基準地震動が過小評価されているなど、原告住民らが争点としたことに判断を示していない」と指摘した。

 21日の福井地裁の判決について中嶌さんは「再稼働に前のめりな行政、議会に、司法としてブレーキを掛けてくれるような積極的な判決を願っている」。佐藤弁護士は「仮処分の決定とは異なり、原告が主張する具体的な危険性について裁判所が判断すると確信している」と期待した。

 一方、地元のおおい町商工会の木村喜丈会長は「申し立て却下は当然」とした上で、「大飯原発ではこれまで大きな事故は起きておらず、長年原発と付き合ってきた地元民として不安はない。仮に差し止められたら町は生きてはいけない」と話す。

 また「新規制基準をクリアするための(関電の)補強工事も進んでおり、安全対策もしっかりしていると聞く。地域経済活性化のために一日も早い再稼働を望んでいる」と期待をかける。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース