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福井の仏像展が口コミで人気 ブロガー内覧会が効果

  • 2016年10月24日
  • 07:37
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ブロガー内覧会で、担当学芸員の藤川さんの説明を聞く参加者=福井市立郷土歴史博物館
ブロガー内覧会で、担当学芸員の藤川さんの説明を聞く参加者=福井市立郷土歴史博物館

 「平安佛の大洪水!」「今年1番の仏像展」―。福井市立郷土歴史博物館で開かれている特別展「福井の仏像―白山を仰ぐ人々と仏像たち」(福井新聞社共催)の口コミがインターネットの会員制交流サイト(SNS)などで全国に広まり、来館者数が上々の滑り出しを見せている。一因は開幕前日の13日に開いた「ブロガー向け内覧会」。担当学芸員の解説で一足早く観覧でき、写真撮影が自由だった。アップされたリポートが拡散し、人を集めている。

 ブロガー向け内覧会は、SNS経由での口コミ集客を重視する都市圏で、近年増えつつある手法。仏像人気が幅広い世代に広がっていることに目を付けた藤川明宏学芸員が企画したところ、福井県内のみならず京都や滋賀、富山などから計22人の応募があった。

 開始30分前の午後7時には多くのブロガーが訪れ、全体像に横顔、後ろ姿と思い思いのカットを撮影。藤川学芸員は、平安期を中心とした34体の古仏の由来や造形の解説に加え、千手観音像の搬出時の苦労など展示の裏話を披露。熱心にメモを取るブロガーたちを満足させた。

 2009年に東京や福岡などで開かれた阿修羅像の展覧会が100万人超の入場者数を記録するなど、仏像は博物館にとって多くの客が見込めるキラーコンテンツ。近年は仏像に癒やしを求める若い女性が増え、「仏像ガール」「仏女(ぶつじょ)」の呼称も生まれている。

 内覧会にも女性の姿が目だった。葛城友理香さん(29)=福井市=は「大小さまざまな仏像が一堂に会する様子は圧倒的。神聖な気持ちになった」と語り、お気に入りの仏像ベスト5を開幕日の朝、SNSに掲載。酒井和美さん(40)=永平寺町=は、経営するカフェのブログに自作した仏像の分布図とともに見どころを紹介した。藤川学芸員は「解説した以上の内容をアップされている方もいた」とリポートの熱の入りように驚く。

 仏像メークや仏像ダンスなどのユニークな関連イベントへの注目度の高さも相まって、14日からの3日間で平時の倍の約1000人の来館者があり、講座やギャラリートークも満員だった。集客に頭を悩ませる施設にとって、一つのヒントになりそうだ。


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