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美浜原発で断層の現地調査開始 原子力規制委、追加調査に含み

  • 2013年12月8日
  • 18:54
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美浜原発のボーリング調査で採取された試料を確認する原子力規制委の調査団=2013年12月7日、福井県美浜町丹生
美浜原発のボーリング調査で採取された試料を確認する原子力規制委の調査団=2013年12月7日、福井県美浜町丹生

 原子力規制委員会の有識者調査団は2013年12月7日、福井県美浜町丹生の関西電力美浜原発で敷地内を通る破砕帯(断層)が活断層かどうか現地調査を始めた。団長役の島崎邦彦委員長代理は現場を見た後、「関電の調査手法の信頼性や、ほかの方法があるかということが今後議論になる」と述べ、追加調査の可能性に含みを持たせた。

 関電によると、敷地内には9本の断層があり、うち6本が1~3号機の原子炉建屋直下を通る。原発から1キロ東側には活断層「白木―丹生断層」(長さ15キロ)が南北に走っており、活動に伴って断層が連動するかが焦点。関電は断層の活動性、連動性を否定している。

 島崎氏や大谷具幸岐阜大准教授ら有識者5人が雨の中、敷地内の道路や斜面の地表をはぎ取った場所で断層をじかに確認したほか、ボーリング調査の試料などを詳しく観察した。

 島崎氏は他の原発に比べて敷地が狭く、「(追加調査などの)場所があまりなく、なかなか難しい」との見解も示した。 調査は2日間。8日は敷地外の山中で断層の可能性がある地形を見る。

 規制委は全国の6原発で順次、敷地内断層の調査を進めている。規制基準は活断層の真上に重要施設を建てるのを禁じているため、活断層と認定された場合、廃炉に追い込まれる可能性がある。

 県内では日本原電敦賀原発で2号機直下に活断層があると認定された。日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(敦賀市)は追加調査中。関電大飯原発では焦点だったF―6破砕帯は活断層ではないとの見解を示している。


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