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福島第1、ドローン調査で計器落下 排気筒内、線量データ回収できず

  • 2016年10月2日
  • 09:28
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排気筒ドローン調査イメージ
排気筒ドローン調査イメージ

 東京電力は、福島第1原発1、2号機共用の排気筒の解体に向け、小型無人機「ドローン」を使った汚染状況の調査を始めた。しかし、これまでに2回行った調査では、いずれも排気筒の内部に線量計が落ちるトラブルが発生、データは回収できていない。

 排気筒は高さ120メートルで、66メートル付近の支柱の接合部に5カ所の破断が見つかっている。原発事故時に原子炉格納容器から蒸気を排出するベントに使用されたため、内部は放射性物質で汚染され、雨水が汚染水となってたまっている。将来的に劣化の恐れもあることから、東電は解体して約半分の高さにし、上部にふたをする考えだ。

 調査は解体に向けた事前準備の一環。地上とワイヤでつながった線量計をドローンでつり上げ、排気筒の上端から内部へ投下。外からワイヤの一端を引っ張り、線量計の高さを調整しながら内部の放射線量を測定する。

 9月27日に初めて行った調査では、太さ約0・6ミリのステンレス製のワイヤが作業中に切れ、重さ約110グラムの線量計が内部に落ちるトラブルが発生。東電によると、ワイヤが排気筒上部に触れて摩耗した可能性が高いという。

 東電は翌28日、ドローンを使って排気筒に触れないようにワイヤを巻き上げる方法で試験を行い、成功。30日に調査を再開したが、今度は排気筒の内部でワイヤが切れ、線量計が落下、回収できなくなった。内部で何かに引っかかったとみられるが、詳しい原因は不明だ。

 東電は「原因を究明し、対策を取ってから作業を再開したい」とし、10月中にも測定データをまとめ、公表する予定だが、作業が遅れる可能性もある。


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