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訓練の汚染検査、国指針に沿わず 福井県「改善が必要」

  • 2016年9月30日
  • 09:04
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 関西電力高浜原発から30キロ圏の福井県など3府県が合同で8月に実施した原子力防災訓練で、福井県外避難時に京都府内で行われた放射能汚染検査(スクリーニング)が、国のマニュアルに沿った運用になっていなかったことが29日分かった。

 同日の県議会原発・防災対策特別委員会で、理事者が認めた。

 国のマニュアルは汚染の拡散防止のため、スクリーニング検査場では車両を一方通行にすることを求めている。だが訓練では、検査場のあやべ球場(京都府綾部市)に向かう舞鶴若狭自動車道綾部パーキングエリアのゲート部分が幅5メートルと狭く、検査前の車両と除染した後の車が交互に出入りしていた。

 同特別委で細川かをり委員(無所属)がただしたのに対し、理事者は、車が交互に出入りするためタイヤに放射能が付着する可能性があるとし「運用に課題が残った」と答えた。管理会社と協議してゲート部分を広げ、入る車両と出ていく車両の通行スペースを別々に十分確保するか、出る車を再検査する方法などで運用を改善する必要があるとした。

 西畑知佐代委員(民進・みらい)は、検査場で避難者が汚染した服を着替える必要がある場合の対応が不十分と指摘。理事者は「放射能を拭き取れない場合は着替えが必要になるが、訓練で備品を用意していなかった。着替えの備品も必要だと思っている」と検討課題に挙げた。

 あやべ球場でのスクリーニング訓練は、同県高浜、おおい町の住民約90人が車やバスで立ち寄り、県職員や電力事業者らが車両と避難者の汚染検査、除染を行った。


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