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福井県知事「説明なく無責任」 もんじゅ方針で文科相に対応批判

  • 2016年9月22日
  • 08:05
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松野文科相と面会する福井県の西川一誠知事(奥)と同県敦賀市の渕上隆信市長=21日夜、福井県庁
松野文科相と面会する福井県の西川一誠知事(奥)と同県敦賀市の渕上隆信市長=21日夜、福井県庁

 政府が21日の原子力関係閣僚会議で、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉を前提に抜本的に見直す方針を確認したことを受け、松野博一文部科学相が同日夜、福井県庁で西川知事、渕上隆信敦賀市長と面談した。西川知事は「文科省や国の裏切りと言われても仕方がない」と対応を批判した。

 面談は午後10時から約20分間、県庁で行われた。松野文科相は「地元は不安や戸惑いを感じているのではないかと思い、おわび申し上げる」と陳謝した上で、政府方針を説明した。

 高速炉開発の基本方針は堅持し、新たに開発会議を設置。もんじゅは廃炉を含め抜本的に見直し、年末に結論を得るとした。今後については「地元の意見を反映させるべく取り組む」と語った。

 西川知事は「長い歴史と地元の努力がある中、地元に説明がないまま見解が示されたのは無責任極まりない」と不信感を表明。

 その上で▽もんじゅの将来と活用について十分検討したのか▽もんじゅを更地に戻すのか▽活用するのならどういう使い方か―などを明らかにするよう求めた。また、県のエネルギー研究開発拠点化計画に対する国の関与が弱まらないよう注文した。

 同席した渕上市長は「決まったことを報告いただくだけでは地元としては納得できない。取り残されたような気持ちだ」と述べた。

 松野文科相は松井拓夫県議会議長とも面談。松井議長はこの日県議会が可決した意見書を手渡し、立地の意見を十分反映するよう念押しした。

 松野文科相は面談終了後、記者団に「何よりも情報共有を通して、地元の皆さんの思いに応えていきたい」と述べ、もんじゅの運営主体の検討については「年末までの関係閣僚会議の議論を踏まえた後に対応したい」とした。


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