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建屋カバーの壁、撤去作業を開始 福島第1原発、まずパネル取り外し

  • 2016年9月14日
  • 09:12
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福島第1原発1号機の原子炉建屋カバーの撤去作業で取り外される壁パネル。右は2号機=13日午前6時20分ごろ(代表撮影)
福島第1原発1号機の原子炉建屋カバーの撤去作業で取り外される壁パネル。右は2号機=13日午前6時20分ごろ(代表撮影)

 東京電力は13日、福島第1原発1号機で、原子炉建屋を覆うカバーの壁パネルの撤去を始めた。12日に作業を始める予定だったが、強風を懸念して1日延期していた。大型クレーンを使い、3カ月程度かけて18枚のパネルを取り外した後、防風シートなどを設置した上で、建屋上部の大型がれきの撤去作業に入る。

 パネルをつなぎ合わせたカバーは、水素爆発で大破した建屋から放射性物質を含んだほこりが飛散するのを抑えるため、2011年10月に設置された。

 13日は降雨の中、午前6時15分ごろから作業を開始。建屋西側のパネル1枚(縦約17メートル、横約23メートル、重さ約20トン)を大型クレーンでつり上げ、約20分かけて地上に下ろした。パネルが外された部分からは、水素爆発で崩落した屋根や、がれきが見えるようになった。

 作業に立ち会った経済産業省資源エネルギー庁の木野正登廃炉・汚染水対策官は「使用済み核燃料の取り出しに向け一歩が踏み出せた。困難な作業が続くが、安全を確認しながら慎重に進めてほしい」と話した。

 廃炉に向け、昨年からカバーの本格的な解体が始まり、昨年10月に天井パネルの撤去が完了。建屋上部の細かながれきの吸引作業や、ほこりの飛散を防ぐ散水設備の設置などを進めていた。

 1号機の使用済み核燃料プールには、392体の燃料が残ったままで、東電は20年度中の取り出し開始を目指している。


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