福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

新燃料製造施設が必要 もんじゅ運転で規制委員長が見解

  • 2016年9月8日
  • 08:15
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は7日の記者会見で、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)を今後運転する場合、核燃料を製造する新たな施設か、既存施設の大幅な改修が必要との見解を示した。もんじゅにはこれまで1兆円を超える国費が投じられているが、施設の新設となれば費用のさらなる上積みとなる。

 政府は現在、もんじゅの廃炉も含めて抜本的な見直しを進めており、もんじゅを監視する規制トップの発言は政府判断に影響する可能性もある。

 田中委員長は会見で、もんじゅの燃料は長期停止中に変質しており、運転するには新燃料に交換する必要があるとの認識を示した上で「もんじゅの燃料を作れる既存の設備はない。新たに作ってもらうか、(既存施設を)改修して新規制基準に適合させる必要がある」と述べた。

 もんじゅの燃料はこれまで、運営主体の日本原子力研究開発機構が核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で製造。しかし、いわば試験製造の位置付けで、規制委は新基準に基づき正式な燃料加工施設としての許可を取るよう求めている。

 もんじゅを巡っては、大量の機器点検漏れが2012年に発覚。その後も管理ミスが相次いだため、規制委は昨秋、原子力機構を所管する文部科学省に対し、新たな運営主体を探すよう勧告した。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース