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県外初のスクリーニング 高浜原発・広域避難訓練

  • 2016年8月28日
  • 09:02
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手や靴底に放射性物質の付着がないか検査を受ける住民=27日午前11時5分ごろ、美浜町役場
手や靴底に放射性物質の付着がないか検査を受ける住民=27日午前11時5分ごろ、美浜町役場

 放射能汚染検査(スクリーニング)と除染の訓練が福井県内外2カ所で行われ、このうち県外初実施となった京都府綾部市のあやべ球場には、車やバスで高浜、おおい町の住民約90人が立ち寄った。県職員や電力事業者らが基本動作を入念に確認した。

 県、電力事業者、自衛隊、県診療放射線技師会のメンバーら約50人がスタッフとして参加した。電力事業者は関西をはじめ西日本の電力5社の相互協力協定を踏まえ、北陸、中国、四国、九州の社員も協力した。

 午前10時40分ごろ、住民を乗せた乗用車10台とバス4台があやべ球場に到着し始めると、スタッフは車両が通過するだけで放射能汚染の有無が分かるゲート型モニターに誘導。さらに放射線測定器(サーベイメーター)でワイパー部分を調べた。雨が降る中、「車に汚染あり」「ワイパーに汚染なし」との声が響いた。除染が必要と判断された車両は水で除染。乗っている人の汚染は、代表者を抽出する形で検査。必要に応じ、他の人も検査し放射性物質をふき取ってもらった。

 越前市など県内へ避難する人のスクリーニング地点に設定されたのは美浜町役場。小浜、おおい、若狭3市町計約460人に対応する過去に例のない規模の訓練となった。午前10時45分ごろから、20台のバスと20台の乗用車に分かれ次々到着した。あやべ球場と同様、代表者を抽出する形で実施した。

 訓練はおおむね順調だったが、あやべ球場ではバスがゲート型モニターを通過して除染を終えて出発するまでに約30分要した。美浜町役場でもバス用の正面駐車場が手狭で混み合った。

 美浜町役場で線量検査を受けた小浜市の介護職橋本朋美さん(53)は「障害者や高齢者の車いすに対応できる車両などが、事故時にも確保できることが大切」と課題を話していた。


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