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伊方原発3号が再稼働 プルサーマル発電は国内唯一

  • 2016年8月13日
  • 09:44
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 四国電力は12日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町、出力89万キロワット)を再稼働させた。東京電力福島第1原発事故を踏まえ策定された原子力規制委員会の新規制基準に適合した原発としては九州電力川内(せんだい)1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜3、4号機に次ぎ5基目。高浜が司法判断で運転差し止め中のため稼働原発は3基となる。

 川内1号機の再稼働から1年たち政府は原発活用を加速させたい考えだが、伊方原発近くには長大な活断層「中央構造線断層帯」が通り、熊本地震を機に活発化する懸念や、事故時の避難計画の実効性などに不安も根強い。

 伊方原発は細長い佐田岬半島の付け根にあり、事故時に半島の住民約5千人が孤立する恐れがあるなど避難上の課題や、南海トラフ巨大地震対策が不十分との指摘もある。中央構造線断層帯の活発化を危ぶむ住民らが松山、大分、広島の各地裁で運転差し止めを求め仮処分を申し立てるなどしており、今後司法判断で停止する可能性もある。

 伊方3号機の稼働は2011年4月に定期検査で停止して以来。13日午前6〜7時ごろに核分裂反応が安定的に持続する臨界に達する見込みで、15日に発電と送電を始める予定。営業運転は9月上旬の見込み。高浜が停止中のため、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料によるプルサーマル発電を行う国内唯一の原発となるが、プルサーマルは制御棒の効きが悪くなるなどとして、安全面を心配する指摘もある。


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