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若狭湾周辺に大津波「痕跡なし」 3電力事業者が評価結果報告

  • 2012年12月18日
  • 13:00
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 関西電力、日本原電、日本原子力研究開発機構は2012年12月18日、若狭湾周辺で行っていた津波堆積物調査の評価結果を原子力規制委員会に報告した。約1万年前以降の地層からは、福井県の各原発の安全性に影響を与えるような津波の痕跡は認められなかったとしている。

 敦賀原発近くの猪ケ池で調査した5千~8千年前の地層に津波堆積物の指標となる砂層が見つかり、津波の可能性は否定できないとしたものの、三方五湖周辺の同年代の地層では痕跡がないため大津波ではなく、各原発の津波想定以下と評価した。

 3事業者は昨年10月から三方五湖周辺9地点で調査し、データ拡充のために猪ケ池など14地点でも追加調査した。6月に「1586年の天正大地震による大規模な津波はない」と国に報告したが、国の専門家会議での指摘を受け、さらに追加調査を求められていた。

 評価結果では、専門家から「津波堆積物ではないか」と指摘された猪ケ池の1200年代の砂層は、池の中心部には広がっておらず、近くの砂州が小規模に崩壊したものとした。

 一方、同池の5千~8千年前の砂層について、3事業者は「海面が高い時代であり、高波か津波によって砂が運ばれた可能性がある」と推定。ただ、敦賀原発の耐震安全性評価で考慮している津波による砂流入の範囲内で、想定津波の2・8メートルを上回っていないとした。


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