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伊方3号機、12日朝再稼働 国内唯一のプルサーマル

  • 2016年8月11日
  • 09:17
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四国電力伊方原発3号機=愛媛県伊方町
四国電力伊方原発3号機=愛媛県伊方町

 四国電力は10日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働は、今後の作業が順調に進めば12日の午前8時40分〜午前9時20分ごろと明らかにした。15日に発電と送電を始める予定で、9月上旬の営業運転を目指す。

 10日は原子炉内の核分裂を抑える制御棒が正常に作動するか確認し、問題はなく、再稼働前の全ての検査が終わった。11日も準備作業を進める。

 再稼働は、原子力規制委員会の新規制基準のもとでは九州電力川内1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜3、4号機(福井県)に続き5基目。高浜3、4号機が司法判断で運転差し止め中のため、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料によるプルサーマル発電は国内唯一となる。

 愛媛県の中村時広知事は10日の記者会見で、伊方3号機に関し「もしものときに備えて今後も避難計画の充実を図っていかなければならない」と強調。9月4日と10〜11月、伊方町民が船で対岸の大分県側に逃げることを想定した避難訓練を実施すると明らかにした。

 鹿児島県の三反園訓知事が熊本地震を踏まえ、稼働中の川内1、2号機(鹿児島県)の一時停止を九州電力に求めると表明していることに関し対応の差を報道陣に問われると、伊方3号機の耐震化などを愛媛県が独自に四国電に要請してきたと説明し、理解を求めた。

 伊方3号機は昨年7月に規制委の審査に合格し、同10月に伊方町長、中村知事が再稼働に同意。今年6月、MOX燃料16体を含む157体の燃料集合体が原子炉に入った。7月26日に再稼働する計画だったが、1次冷却水の循環ポンプでトラブルがあり、遅れている。


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