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大飯断層調査に不安抱える地元民 「命は大事だが生活も大事」

  • 2012年11月8日
  • 12:09
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 関西電力大飯原発(福井県おおい町)敷地内の破砕帯(破砕帯)が活断層かどうかは再調査すると決まり、地元おおい町からは「活断層でないことを祈るだけ」との声が上がった。活断層と判断されれば大飯原発が停止に追い込まれて地域経済は大きな影響を受けるだけに、地元は不安を抱えながら結論を待ち続けることになる。

 町観光協会の山本治男事務局長は「安全な暮らしが一番で、調査に時間がかかるのは仕方ない。明確な判断をしてほしい」としながらも「もし活断層で原発が停止になれば、たちまち住民の働く場所がなくなり、町の経済がだめになる。ただただ活断層でないことを祈るばかり」と不安をにじませた。

 大島漁協の屋敷憲治総務課長は「一つ課題をクリアすると、また次の問題が出てくる。原発を停止するために問題が小出しにされている印象だ」と話した。「仮に停止となれば、経済損失の責任を誰が取るのか。100%の安全はなく、どこかで線引きは必要。命は大事だが生活も大事で、両者はてんびんにかける話ではない」と訴えた。

 中塚寛町会議長は「安全・安心のため、公平公正に調査を続けてもらいたい」と、今後の調査を見守る姿勢を示す一方、「大飯原発は国が安全性を確認し、重要な電源として6月に再稼働を決めた。仮に止めるということになれば整合性がとれない」と指摘した。

 時岡忍町長は「住民の安全・安心のために誰もが納得できるような評価が示されるよう、現地も含めしっかりと調査していただきたい」とあらためてコメントした。


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