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敦賀気比エース力投も悔し 初戦敗退の早すぎる夏

  • 2016年7月19日
  • 09:23
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第98回全国高校野球選手権福井大会2回戦・坂井―敦賀気比 敦賀気比の先発・山崎颯一郎=18日、福井県敦賀市総合運動公園野球場
第98回全国高校野球選手権福井大会2回戦・坂井―敦賀気比 敦賀気比の先発・山崎颯一郎=18日、福井県敦賀市総合運動公園野球場

 球場は異様な空気に包まれた。十五回裏、2死満塁。打席に入った本間太一は鳥肌がたっていた。「自分が決めるしかない」。2球目、直球は内へ。「力んでしまった」と差し込まれ、打球は遊撃へボテボテのゴロ。一塁へのヘッドスライディングも及ばず、敦賀気比の早すぎる夏が終わった。

 まさに死闘だった。両先発とも200球を超える投げ合い。山崎颯一郎は「とにかく負けたくない。走者をホームに絶対返さないという気持ちで投げた」。ピンチもあったが2失点でしのぎ、マウンド上でほえ続けた。だが十五回、2死二塁で迎えた7番打者。打球は不運にも一塁ベースに当たり、決勝の適時二塁打を許した。

 エースは「最後打たれたのは自分の責任」と全てを背負ったが、東哲平監督は「最後まで粘り強く投げてくれた。途中で代える選択肢はなかった」とエースをかばった。

 指揮官は「一人一人に弱い弱いと言い続けて、昨秋の明治神宮大会は準優勝。今春は選抜優勝旗をチームで返しに行けた。よくやってくれた。選手たちにはこの悔しさを持って頑張ってほしい」と励ました。


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