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九電、原発再稼働理解要請へ 鹿児島に「脱原発」知事誕生

  • 2016年7月12日
  • 10:55
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川内原発を巡る今後の動き
川内原発を巡る今後の動き

 鹿児島県知事選で「脱原発」を掲げる元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓(みたぞのさとし)氏(58)が初当選した。熊本地震を受け、全国で唯一稼働している九州電力川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)の一時停止を公約にする。九電は三反園氏の知事就任後、原発の安全性を説明し再稼働に理解を求める方針だ。原発を重要電源と位置づける政府も三反園氏の動向を警戒している。

 三反園氏は10日、記者団に「安全性が確保されていない原発は動かすわけにはいかない」と述べ、一時停止の必要性を強調。周辺の活断層の調査や、避難計画の見直しを進めるべきだとの考えを改めて示した。

 知事には原発を止める権限はなく、直ちに原発が停止することはない見通しだ。しかし、地元同意が再稼働の前提とされる。10月以降の定期検査で川内原発がいったん運転を停止し、三反園氏が安全性に疑問符をつければ運転再開は難航する可能性がある。

 川内原発の再稼働で九電は2016年3月期決算で5年ぶりに黒字回復した。そのため、「原発の稼働は経営安定に不可欠で、株主への説明責任もある。簡単に停止するわけにはいかない」(幹部)としている。三反園氏の理解取り付けに全力を挙げる構えだ。

 経済産業省も三反園氏の当選に困惑し、「今後、運転を計画通り進められない恐れがある」(幹部)と懸念する。今月下旬には四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が再稼働する予定だが、今後、三反園氏に触発されて各地で反対機運が盛り上がれば、「知事の頭越しに再稼働を強行することはできず、厳しい状況になる」(経産省関係者)との見方もある。



 三反園 訓(みたぞの・さとし)58 無新(1) 

 元テレビ朝日コメンテーター(政治部記者)東京都、早大


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