
世界のクラフトビールが飲み比べできる「世界のクラフトビール祭2016」が9日、福井市のハピリンの屋根付き広場ハピテラスで始まった。国内外36種類の味が楽しめるとあって、多くのビール好きが来場。夏の風を感じながら個性のあるコクや香りを楽しんでいた。10日まで。
福井市の酒販店「リカーワールド華」が、まちなかを盛り上げようと初めて開いた。職人のこだわりが込められたベルギー、アイルランド、アメリカなどの銘柄がずらり。長野、岩手、神奈川など国内産もそろえた。同社が副原料に県産コシヒカリを使い、京都の酒造会社「黄桜」と共同開発した「福を呼ぶ こしひかりビール」も人気だった。
うち20種類は生ビールで楽しめ、会場は牛タン焼きやカットチーズなど相性ばっちりのフードメニューも充実。兄弟で訪れた大野市の前川与志之さん(37)、鯖江市の寺本茂幸さん(33)は「お酒のイベントも電車でアクセスしやすい駅のそばだと安心して楽しめる」と笑顔だった。
10日は午前11時から午後8時まで。チケット制で当日券3500円。問い合わせは同社本店=電話0776(33)0080。