福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

基地も原発も東京にあったら困る ドキュメンタリー撮影、新田義貴氏

  • 2016年7月5日
  • 07:50
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0

 「史上最大の原発事故を起こした日本が、再稼働にこだわるのはなぜか」。監督を務めた映画「アトムとピース〜瑠衣子 長崎の祈り〜」では、東京電力福島第1原発の事故後ずっと持っていた疑問をぶつけた。

 1人の女性が青森・福島・長崎を旅して「核」に対する考えを深めていく物語。主人公には長崎の被爆3世の小学校講師松永瑠衣子さん(24)を選んだ。「長崎の痛みに結び付いた、温度を持った言葉で語ってくれる。彼女しかいなかった」と語る。

 1992年、NHKに入局。中東やアジアを取り上げたドキュメンタリー番組を手掛けた。2009年に独立し、初監督の作品は12年公開の「歌えマチグヮー」。音楽を通じ、那覇市の栄町市場に活気を取り戻そうと奮闘する地域の人々を映した。

 「家族のように受け入れてくれた」。沖縄はフリーになってからの原点という。「沖縄の米軍基地も、福島の原発も、東京にあったら困るものを一番貧しく、弱いところに置く」。2作目の今回、テーマはおのずと決まった。6月の東京を皮切りに、大阪や名古屋などで上映を予定している。

 今も沖縄に通い、激戦地・摩文仁の丘に慰霊に訪れる人々を撮り続け、いつか映画にしたいと構想を練る。

 7月にはドキュメンタリー番組の取材のためプエルトリコへ。フリーのジャーナリストとしても多忙な日々だ。東京都出身。北条氏を討ち鎌倉幕府を終わらせた武将、新田義貞の末裔。46歳。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース