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勝山市で哺乳類骨格化石発見 国内初、恐竜時代多丘歯類新種か

  • 2016年6月26日
  • 09:15
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恐竜時代の哺乳類の骨格化石が見つかった泥岩(福井県立大、福井県立恐竜博物館提供)
恐竜時代の哺乳類の骨格化石が見つかった泥岩(福井県立大、福井県立恐竜博物館提供)

 福井県立大恐竜学研究所(福井県永平寺町)は25日、約1億2千万年前の白亜紀前期の地層「手取層群北谷層」(勝山市)で掘り出された岩石から、哺乳類(ほにゅうるい)の骨格化石を国内で初めて確認したと発表した。白亜紀前期を含む恐竜時代(中生代)の哺乳類の骨格化石としても国内初だという。発見したのは岐阜市の小学生。同研究所によると「多丘歯(たきゅうし)類」の新種の可能性が高いとしている。

 白亜紀前期の多丘歯類は、同地層からは2008年に新種とみられる歯の化石が、石川県では00年に歯とあごが見つかっている。部分的な発見はあるが、骨格化石で公式発表されているのは、中国に次いで世界2例目となる。同大福井キャンパスで同日に開かれた日本古生物学会で、古生物の哺乳類が専門の宮田和周・同大准教授(県立恐竜博物館主任研究員)、東洋一・同大特任教授(同博物館特別館長)らが発表した。

 発見した化石は岩石に埋まっており、宮田准教授らがコンピューター断層撮影(CT)で調べてきた。岩石には頭骨の後半部分から首や前脚、腹部にかけた前半身部分と、後脚のひざの一部の骨が残っていた。前半身部分は約5センチにわたり連続している。しっぽまで含めた全長は13センチ程度の成獣とみられ、全体の約6割が保存されていることになる。

 14年6月に、岐阜市の舩渡翔琉(ふなとかける)君(11)=当時、小学4年生=が、同博物館近くの「どきどき恐竜発掘ランド」で発掘体験をした時に、同地層から持ちまれた岩石を割って発見、同博物館に提供していた。


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