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高浜1、2号機工事入りを知事了承 政府の再稼働推進伝達受け

  • 2016年6月22日
  • 07:20
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西川一誠福井県知事(右)に高浜原発1、2号機の再稼働を進める政府方針を伝える資源エネルギー庁の日下部長官=21日、福井県庁
西川一誠福井県知事(右)に高浜原発1、2号機の再稼働を進める政府方針を伝える資源エネルギー庁の日下部長官=21日、福井県庁

 運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の運転延長の認可を受け、経済産業省資源エネルギー庁の日下部聡長官が21日、福井県庁を訪れ、政府として2基の再稼働を進める方針を西川一誠福井県知事に伝えた。知事は「対策工事などの準備段階の作業に入ることを了承したい」と述べた。同意判断については、国民理解に向けた国の取り組みや工事の進み具合などを確認し「慎重に判断する」と話した。

 林幹雄経済産業相の指示を受け、2基の再稼働に向けた理解を進めるため来県した。

 日下部長官は、原子力規制委員会が40年超運転を認可した2基について「安全確保を最優先としながら、エネルギーミックス(電源構成)を実現していく上で大きな意義がある」と再稼働の必要性を強調した。

 知事は「事業者の対策工事に一定期間が必要で、県として十分チェックする」とした上で、この間に国は原子力政策に責任を持ち、実績を積み重ねるべきだと指摘。「国民理解は十分といえず、特に古い原発の安全性は国民、県民には漠然とした不安がある」と述べ、国が前面に立って運転延長の必要性や安全性を説明するよう求めた。

 日下部長官は「安全性や必要性の説明を尽くしたい」と約束し、政府として今後、工事の進み具合などを踏まえ、福井県の理解が得られるよう丁寧に説明していくとした。

 日下部長官は終了後、記者団に「(2030年の電源構成で示した)原発比率20〜22%を実現するには、規制委の審査に合格した40年超の原発の稼働が必要」と強調した。

 高浜町役場には同日、エネ庁原子力発電立地対策・広報室の佐々木雅人室長が訪れ、岡本恭典副町長に説明した。

 規制委は20日、高浜1、2号機の運転延長を認可し、国内初の60年運転を認めた。関電は今後2160億円をかけ対策工事を行う。工事期間は約3年半の計画で、再稼働は19年秋以降になる見通し。


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