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知事「運転延長の必要性、国説明を」 町長は「安心材料」と評価  

  • 2016年6月21日
  • 09:50
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 関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の40年超運転が認可されたのを受け、高浜町の野瀬豊町長は20日、「原子力規制委員会に安全性を評価されたのは町民にとっても安心材料」と一定評価した。西川一誠知事は「運転延長の必要性や安全性について国が前面に立つべきで、責任ある対応と国民への説明を求めていきたい」とのコメントを出した。

 知事は、2基の安全性に関する福井県の判断について「高経年化に関連した安全対策が必要となる。規制委の新規制基準とこれに基づく事業者の対応状況、保安規定変更の審査などを厳正に確認し、慎重に対処していく」との方針をあらためて示した。

 仲倉典克県会議長は「規制委も慎重に審査した結果と考えるが、再稼働までには今後さらに保安規定の認可、使用前検査の合格などが必要」とした上で「国は国民、県民の信頼確保と安心の醸成につながるよう、事業者に厳正な指導や検査を行い、安全確保に万全を期していただきたい」とコメントした。

 野瀬町長は町役場で記者団の取材に応じ、2基の新規制基準と運転延長の審査合格について「3、4号機にはないハードルは何だったのかなど、規制委や事業者は分かりやすく説明すべきだ」と注文。同意判断については「年内に判断するのは厳しい。ただ(3年半後の)対策工事の完了を待たずに判断することは否定しない」と述べた。

 横田則孝高浜町会議長は「事業者の安全対策工事の内容や対応を見極めながら、慎重に議論を進める」とした。

 2基と同様に40年超運転の審査を受けている関電美浜3号機(福井県美浜町)を抱える美浜町の山口治太郎町長は「審査に当たった規制委と関電の努力と対応に敬意を表する」とのコメントを発表。美浜3号機の審査期限が11月末に迫っていることについて「期限内の審査終了をお願いしたい」とした。

 全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)会長を務める渕上隆信敦賀市長は「新基準施行後、初めての運転期間延長認可であり、規制委は自らが行った審査の結果について、説明責任を確実に果たしていただきたい。国、事業者は安全確保に万全を期すとともに、さらなる安全性の向上にも不断に努めていただきたい」とコメントした。


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