福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

大飯原発、地震動再計算へ 規制委「過小評価」指摘受け

  • 2016年6月21日
  • 09:15
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 原子力規制委員会は20日、関西電力大飯原発の基準地震動(耐震設計で目安とする揺れ)を他の手法で再計算することを決めた。前委員長代理の島崎邦彦東京大名誉教授(地震学)から、計算式の不備で、地震動に過小評価の恐れがあると指摘されていた。

 既に了承された地震動の審査をやり直すかどうかは、再計算の結果を踏まえて検討する。同原発の基準地震動は最大加速度856ガルで、島崎氏が在任中に指揮した審査で了承された。

 この日の会合で田中俊一委員長は「当時の責任者からの意見でもあり、原子力規制庁の専門家に評価してほしい」と指示した。計算手法や条件設定を検討した上で、原発の施設に影響が大きい揺れを算出する。

 島崎氏が問題視するのは、入倉孝次郎京都大名誉教授らが提唱し、震源の断層面積から地震規模を算出する「入倉・三宅式」。大飯原発の震源など地表に対して垂直に近い断層に適用すると、地震規模が他の計算式に比べて4分の1程度に過小評価されるという。

 関電は「規制委から再計算を指示されれば適切に対応したい」としつつ、基準地震動は詳細な調査に基づき保守的に設定し、不確かさも考慮しているため「過小評価ではないと考えている」とした。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース