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高浜原発3、4号は停止継続 大津地裁 関電申し立て却下

  • 2016年6月18日
  • 07:52
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「関電の申し立て却下」などと書かれた垂れ幕を掲げる住民側=17日、大津地裁前
「関電の申し立て却下」などと書かれた垂れ幕を掲げる住民側=17日、大津地裁前

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた3月の大津地裁仮処分決定を不服として関電が申し立てた、決定の効力を一時的に止める執行停止について、同地裁(山本善彦裁判長)は17日、却下する決定をした。関電は今回の決定についてさらに争うことはできず、高浜2基は同地裁で係争中の異議審で仮処分決定を取り消されない限り、法的に運転できない状態が続く。

 決定は3月の内容をほぼ踏襲。関電に対し「東京電力福島第1原発事故の原因に関する説明が不足している」と指摘し、現状では一応の原因究明を終えているとも認められないとした。

 さらに「(原子力規制委員会の)新規制基準に適合したことだけをもって安全性が確保されたとはいえない」と判断し「新基準に従って、少なくとも原発の設計や運転の規制がどう強化され、関電がどう応じたかを主張、説明すべきだ」とした。

 決定文を受け取った住民側は地裁前で「再び原発再稼働に断!」などと書かれた垂れ幕を掲げ「『却下する』という一行が光っている。3月の仮処分決定を守ることができた」と喜んだ。

 関電は執行停止が認められなかったことを受け「誠に遺憾である」とコメントした。

 高浜原発3、4号機の運転差し止めを住民が求めた仮処分を巡っては、同地裁は3月9日、申し立てを認め、運転差し止めを命じる決定を出した。関電は同14日、「科学的、技術的検討を行っていない」として、決定の取り消しを求める異議と執行停止を申し立てていた。


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