福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

「津波なし」報告に追加調査を指示 敦賀の天正地震に関し保安院

  • 2012年6月23日
  • 12:45
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 経済産業省原子力安全・保安院は2012年6月22日、地震・津波に関する専門家からの意見聴取会を開いた。関西電力など福井県内3電力事業者が若狭湾周辺で行った津波堆積物の追加調査で、天正地震(1586年)による大規模な津波がないとした結果について、再度追加調査を指示し、データ収集の拡充を求めた。

 3事業者は昨年10月から9地点で実施した堆積物の調査について津波の痕跡はないとしたが、データ不足が指摘された。追加調査では計14地点で新たにボーリング調査をした結果、天正地震による大規模な津波はなかったとの従来の評価は覆らないとした。

 意見聴取会では、敦賀半島先端部の猪ケ池の調査で事業者側が「天正年間を含む可能性のある深さ25センチ付近の層で(津波堆積物の指標となる)砂層は認められない」とした点に対し、専門家は深さ30~40センチで砂層があることに疑問を呈すなどして、保安院は調査継続を求めた。

 津波の調査は、約1万年前までの痕跡を秋ごろまでにかけて実施しており、天正年間の地震を優先的に解析した。保安院の小林勝耐震安全審査室長は「なぜ砂層があるのかの解明をスピード感を持って対応してほしい」と話している。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース