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薄絹「夏障子」住まいに涼 福井の表具店張り替え作業

  • 2016年6月16日
  • 09:40
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涼しげな「夏障子」の張り替え作業をする表具師=15日、福井市中央2丁目の向陽堂
涼しげな「夏障子」の張り替え作業をする表具師=15日、福井市中央2丁目の向陽堂

 日本の夏を涼しく演出する「夏障子」の張り替え作業が、福井市中央2丁目の表具店「向陽堂」で行われている。障子紙の代わりに薄い絹を張った風通しの良い障子で、15日は表具師2人が丁寧に作業していた。

 使用する絹は、障子の向こう側がはっきり見えるほど薄く繊細。木枠の上に広げ、霧吹きで濡らし、手でしわをのばしながら専用ののりで貼り付けていった。梅雨の時期は、湿気で絹が乾燥しにくいため作業に適しているという。

 夏障子の張り替えの注文は、住環境の変化により年々減少している。2年ぶりに注文が入り、12日から8枚分を1週間かけて張り替える予定。向章秀さん(47)は「普通の障子より10倍の手間が掛かるが、暑さをしのぐ日本の伝統文化を守っていきたい」と話していた。


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