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高浜60年運転、今は判断せず 「対策工事を確認」県議会で考え

  • 2016年6月16日
  • 08:50
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 福井県議会は15日、厚生、土木警察の両常任委員会を開き、40年超運転の審査に合格する見通しとなった関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の地元判断などについて議論した。委員が2基の本格的な対策工事に入る前に、県として「60年運転」の是非を判断すべきだとただしたのに対し、理事者は「工事の進ちょくを含め安全性を確認していく」と述べ、現段階で判断しないとの考えを示した。

 原子力規制委員会は運転開始から40年を超えた高浜1、2号機について、20日に最長20年の運転延長を認可する見通しで、60年運転の審査合格は国内初となる。関電は合格後も2019年10月まで対策工事が掛かるとしている。

 佐藤正雄委員(共産党)は、60年運転の是非について「県民合意を得るため、国の新規制基準とは異なる県独自の判断をする必要があるのではないか」と指摘。関電は総額2160億円を掛けて対策工事を行うため「工事が完成した後では、県が60年運転を認めないとは言えない」と述べ、本格的な工事に入る前に判断すべきだと質問した。

 これに対し、理事者は「地元として重要なのは、今後工事が行われる中で工学的な安全性が確保されているかどうか。高経年化(老朽化)問題も含め、現場でしっかり(対策が)できているかを確認する」と強調。合格後は、県原子力安全専門委員会で審査内容を確認していくとしたが「今は同意する、しないを議論する段階ではない」と述べた。西川一誠知事は高浜1、2号機に関し「プラントの安全確保を前提とした県民理解が必要不可欠」とし、国の審査状況や県専門委の審議などを踏まえて慎重に対処するとの方針を示している。


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