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地震想定「過小」島崎氏が陳述書 大飯原発控訴審で住民側

  • 2016年6月9日
  • 11:10
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 福井県などの住民が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求めた訴訟の控訴審第8回口頭弁論が8日、名古屋高裁金沢支部であった。住民側は、関電の地震想定を「過小評価の可能性がある」とする島崎邦彦前原子力規制委員長代理の陳述書を提出。「関電が策定した基準地震動(耐震設計の目安となる地震の揺れ)は不十分」と主張した。

 住民側によると島崎氏は、関電が基準地震動の策定に用いる地震規模を算出する関係式「入倉・三宅式」による値は、ほかの関係式と比較して小さくなるとする内容を学会で発表。住民側は既にこの内容を証拠として出していた。

 これに対し関電は「ほかの関係式と単純比較するのは科学的合理性を欠く」と反論。島崎氏の陳述書を受け「地震動評価手法の中で、入倉・三宅式という一部だけを取り上げ、信頼性を論じることは適切ではない。過小評価ではない」としている。

 このほか、住民側は基準地震動策定の基となるデータ提出を関電に求めるよう、裁判所に文書提出命令を申し立てた。

 会見で住民側は「島崎氏は新しいことを言っているわけではない。事業者側に警鐘を鳴らしている」と述べた。


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